Simmer by Praha
懐かしいけれどもオリジナルばかりのタイ料理店「シムマーbyパーク(Simmer by Praha)」
見逃さないでください! この「シムマーbyパーク(Simmer by Praha)」は2店舗展開のおいしいタイ料理店です。最初の店舗はBTSプルンチット駅からウィッタユ通りに入って約900メートルのシントーンビル内。2店目は地下鉄MRTペッブリー駅至近のシンハ・コンプレックスの2階にできています。どちらも立地条件はいいですね。
「シムマーbyパーク」は店名通り、オーナーはパークさん。かつて叔母が雑誌に書き記した料理をその叔母と共に作ることが好きで、この店を出すまでに至りました。メニューの大半はオリジナル料理ですので、この店の特徴的な味ばかり。材料もタイ国内の名産品を厳選しているので、いつでも新鮮で安全な料理になっています。そんな「シムマーbyパーク」のおすすめメニューをいくつか紹介しましょう。
『パロー・カームクーン(Palo 8hr Stewed Pork Belly in Brown Broth)』は、甘い豚肉を五香粉など香辛料たっぷりのパローだけでなく、味噌、大豆を元にした調味料のタオジアオを混ぜたスープで実に8時間以上も煮こんでいます。さまざまな調味料で香りづけされているので、何重にも深い味わいが印象的。ブタの三枚肉も柔らかく仕上がり、口の中で溶けてしまうような食感を体験できるでしょう。具材のひとつである豆腐も魚のすり身団子のような締まった歯触りが特徴的です。
『ゲーンモーン・コームーヤーン(Red Curry with Grilled Pork)』はゲーンと呼ばれるタイ式カレーです。このカレーの素はなんとこの店の自作。そのため、ニンニク、タマネギ、ガピ(小エビの発酵調味料)などたくさんの具材とよく合っています。ゲーンにはココナッツミルクもたっぷりで、できる限り脂肪分を落としたコームーヤーン(トントロ)と共に濃い味わいに。ナスやピーマン、コブミカンの葉、バジルなど、何重もの香りと味も加えられ、昔ながらの本物のゲーンに出会えたと感じること請け合いです。
『カイチアオ・ガークムー(Thai Omelet with Pork)』は簡単な料理でありますが、ぜひとも試していただきたいメニューのひとつです。というのは、このタイ式オムレツであるカイジアオは特製のラードで作られているからです。このラードは先ほどのゲーンモーンでコームーから切り落とした脂肪から作っています。そのため、新鮮ですので、香りもよく、カイチアオも外はカリッと、中はふんわりに仕上がります。
『ベーコン、トウガラシ、ニンニク、温泉卵のスバゲッティ―(Spaghetti AOP (Aglio Olio e Peperoncino) & Onsen Egg)』で使用されるパスタはコシがあっておいしい麺。これをベーコン、ニンニク、乾燥したトウガラシ、トマトと共にオリーブオイルで炒めます。最後にトッピングに温泉卵、チーズをパラっと。ボリュームたっぷりのパスタ料理です。
『ヤム・ソムオー(Thai Pomelo Salad)』はこの店の常連にもファンが多いメニューです。柑橘類のソムオーは甘みのあるものを厳選して使用。これをナンプラーとタマリンドソースを混ぜた特製タレでヤム(和える)します。ほかの店と違うのは、シーフードソースをヤムのタレに使用していること。ほかにはレモングラスやコブミカン、エシャロットの千切り、豚挽き肉、干しエビ、エシャロットを素揚げしたものなどを加え、味わいや食感を重視しています。
『バイリアンパットカイ(Stir Fried Liang Leaves with Egg)』は野菜たっぷりのメニューで、この店ではバイリアン(グネモン)という葉の中でも特に柔らかいものを選び、エシャロットや卵と炒めています。卵は火を通しすぎないところがポイント。また、強火で調理することで香りが立つようにもなっています。最後にエシャロットや干しエビを載せることで、忘れられない味が完成です。
「シムマーbyパーク」のおすすめメニューはほかにもたくさん。ぜひいずれかの店舗にてこの味わいを体感してみてください。また、アプリ経由のデリバリーも対応していまして、Line Man、Grab Food、Robinhood, Shopee Foodから注文可能です。もしくは店に直接電話することで配達もできます。
2nd Fl., Singha Complex, Bangkapi Bangkok
Open Daily: 11:00 - 21:00
Tel: 064-985-1351