Kruajiangmai
タイ北部の伝統料理を食べるならこの「クルア・ジアンマイ(Kruajiangmai)」がおすすめ。トンロー通りソイ7で、BTSトンロー駅から徒歩圏内です。ここの伝統的北部料理は、チェンマイ出身のオーナーの祖母のレシピをそのまま再現したもの。ホームメイドな味わいは昔ながらの北部料理の味であり、かつほかにはないここだけの特徴的な味つけになっています。
材料はもちろん北部から調達したものばかり。香草、調味料、野菜など、全部北部から。ナムプリック(合わせ調味料)も自家製。店内の内装もきれいですし、目の前の小さなカウンターではスープを煮込んでいる様子が伺えます。スープのおいしそうな香りが店中に広がる、そんなクルア・ジアンマイのメニューをいくつか紹介します。
「カオソーイ・ガイ」はこの店に来た誰もが注文する料理です。生麺は柔らかく、揚げ麺はサクサク。カレースープもまた濃く仕上がっています。とはいえ辛すぎず、香りもしっかり。鶏肉もよく煮込んであり、ほろりと骨からはがれるほど柔らか。白菜の漬物やエシャロット、ライムなども添えられ、北部料理を代表する定番中の定番です。なぜそんなスタンダードなメニューが人気なのか、実際に食べてみたらわかります。
「ゲーン・ハンレー」はカオソーイに並ぶ北部料理の代表格。この店では柔らかいという理由から豚の首の肉や三枚肉を使用し、スープも毎日作っています。スープの素にはエシャロット、ニンニク、ショウガ、ハンレーのカレー粉を使い、味わいは塩味、甘み、酸味が豊富で、まさに北部料理の味です。
「ラープ・ムー・クア」は北部のラープ(ひき肉サラダ)で、東北部のものとはまったく違う料理です。ここでは豚ひき肉だけでなく、腸やレバーなども使い、さらに豚の血も少々混ぜています。味つけは香りを強く、辛味は少なくといった、北部料理の特徴を前面に。これと同じ味はなかなかバンコクではみつからないでしょう。
「ムーサームチャントート・ジアンマイ」は名称通り、豚の三枚肉を使っています。脂身が厚くないタイプを用い、調味料で味つけを済ませたらから揚げに。から揚げとはいえ脂っこさもなく、味も濃くなっていておいしい肉料理に仕上がっています。
「ナムプリック・ハッピーセット」「ネイティブ・オードブル」という、ナムプリックを味噌のように使って野菜を食べるこのセットもまたこの店のおすすめです。生野菜、茹でた野菜、もち米、茹で卵、豚皮のから揚げ、北部ソーセージ、蒸しソーセージをちょっと塩辛くて、でも辛くないナムプリックにつけながら食べます。
「ゲーン・クアヘートポ・サイバイチャプルー」のヘートポとはツチグリのこと。これは雨季にしか収穫できない貴重な食材です。しかし、この店に来れば年間を通して食べることができるものでもあります。スープの素は自家製で、ココナッツミルクたっぷり。そこにバイチャプルー(ハイゴショウの葉)、チャオームという野菜などを入れて煮込み、メインになるツチグリの食感を楽しむ料理です。

ほかにもクルア・ジアンマイにはさまざまな料理がありますので、ぜひ通っていろいろと試してみてください。また、アプリ経由でのデリバリーもしています。現在はGrab Food、Food Panda、 Line Man、Robinhood、Shopee Foodが便利。直接店に電話しての配達依頼も可能です。
Kruajiangmai
125/24 Sukhumvit 55 (Thonglor 7) Wattana Bangkok
Open Daily: 9:30 - 21:00
Tel: 02-019-6515, 099-196-2464
FB: Kruajiangmai Thonglor
IG: kruajiangmai
125/24 Sukhumvit 55 (Thonglor 7) Wattana Bangkok
Open Daily: 9:30 - 21:00
Tel: 02-019-6515, 099-196-2464
FB: Kruajiangmai Thonglor
IG: kruajiangmai
Line: @jiangmai